MENU

【超便利】iPhoneのリマインダーで買い物リストを夫婦で共有する方法

夫・妻に買い物を頼むことってよくありますよね。
そんな時、買ってきて欲しいものを口頭で言うのですが、よく漏れます。

そこで今回は、iPhoneの「リマインダー機能」を使って、夫婦共用の買い物リストを作成する方法をご紹介します。
この買い物リストの導入によって、我が家では冒頭で書いたような漏れがほぼなくなり、大した手間をかけることなく、買い物がかなり効率的かつシステマチックになりました。

また、買い物リストだけでなく、リマインダーの共有機能は夫婦間の情報連携ツールとして大変重宝します。本記事の後半では便利な使い方もご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

【2024/12更新】リマインダーの記事第2弾も公開しました。こちらもめちゃくちゃ便利なので併せてどうぞ。

目次

夫婦の買い物でよくある問題

リマインダーを導入する前、我が家ではこんなことが頻繁にありました。

妻「ねぇ、バナナ買ってきてくれた?」
夫「あ、やべ忘れた」
妻「は?!ぺぺ(子)の明日の朝ごはんないじゃん!買ってきてって言ったじゃん!」
夫「家出る直前に言ってくれないとさぁ・・・」

よりによってすぐ使いたいものほど忘れてしまったり、「そもそも伝えるのを忘れた」と言うこともありました。
LINEで都度買ってきてほしいものを共有したとしても、他のトークに埋もれてしまうし、「そもそも伝えるのを忘れた」場合はLINEでは防ぎようがありません。

リマインダーとは

リマインダーとは、iPhone、iPad、MacにデフォルトでインストールされているTODOアプリです。
リマインダーは色々な使い方ができる非常に便利なアプリですが、その中の1つの機能に「他のユーザーとリストを共有する」があります。
今回はこの共有機能を使って買い物リストを夫婦で共有し、買い漏れを防ぐ方法をご紹介していきます。

「リマインダー」をApp Storeで

リマインダー

リマインダーの買い物リストを他人と共有する方法

買い物リストを作成する

まず、通常と同じ方法でリストを作成します。
リマインダーを起動して右下の「リストを追加」からリストを作成します。

新規リスト作成

新規リマインダーの画面になるので、タイトルを入力し、アイコンとアイコンの背景色を決めます。アイコンは一覧画面に表示されます。

リストの作成画面

用語の補足:「リスト」とは?
「リスト」とは一つ一つのTODOを束ねたもので、今回作る「買い物リスト」に該当します。
一つ一つのTODOは「リマインダー」と呼ばれます。

相手に共有依頼を送る

リストを作成したら、右上の共有ボタンを押します。
他のアプリと同じように、共有先のアプリが提案されるので、「メッセージ」を選択します。

リストの共有依頼

するとメッセージアプリが開くので、リストを共有したい相手を選択し、送信します。

注意:共有にはメッセージアプリを使う
共有先の選択でLINEやメールなどのアプリが提案されますが、筆者が試したところ、LINEとメールではリストの共有がうまくできませんでした。LINEやメールで共有されたリンクを相手がクリックしても、iCloudの画面がブラウザで開くのみで、その先のプロセスに進めませんでした。(それ以外のアプリは未検証です)
相手と共有するためのアプリはメッセージがおすすめです。

メッセージアプリでの共有依頼の送信

(相手側の設定)共有を受け入れる

ここからは、相手側に設定してもらいます。
メッセージが届いたら、そこにあるリンクをタップします。
するとリストが開き、先ほど自分側の端末で作成した買い物リストが開けば成功です。

メッセージアプリで共有依頼を受信 ※相手側のiPhone

共有手順はこれだけ。最後にリストが共有されているか確認しましょう。

リストの画面で、右上の部分に人のマークが表示されているはずなので、タップすると、自分と共有元の人の名前が出てくれば設定完了です。
通知の設定は好みに応じて変更してください。

リストが共有されたか確認
リストの共有が完了している状態

実際にリストに何か追加してみましょう。
相手にも追加した項目が見えているはずです。

買い物リストを共有するメリット

筆者が実際に夫婦で買い物リストを共有し運用してみて、冒頭で書いたような買い忘れや伝え忘れを防止する他に、以下の効果がありました。

思い立った時にリストに追加できる

「そもそも伝えるのを忘れた」のは、買い物に行く直前に思い出せないために起こります。そこで、思いついた時にリストにすぐにメモすることで、伝え忘れリスクを軽減することができます。また、LINEだと買うものを追加するたびにいちいち相手に通知が飛んでしまいますが、リマインダーであれば、相手の邪魔をせず常に最新の買い物リストをすぐ確認できます。

会社帰りや出かけたついでにリストに載っているものを買ってきてくれる

これは運用を始めてから効果に気づきました。わざわざ口頭でお願いしたり、「なんか買うものある?」などと聞かなくても、外出ついでにリストに載っているものを買う、といったことができるようになりました。

余計なものを買いにくくなる

リマインダーに限らず、買うものリスト全般の話ですが、リストがあると迷ったり思い出したりする必要がないので、店に入ると真っ直ぐリストに列挙されている品物に向かい、最短経路でレジに向かうような行動になりました。リストに載っていない、なんとなく目に入ったものを買わなくなりました。

買い物リスト以外も!リマインダー共有の活用法

ここまで、買い物リストを共有するメリットなどをお伝えしましたが、リマインダー共有は他にもたくさん使い道があります。
本章では、我が家で実践している使い方をいくつかご紹介します。
ちなみに我が家では、リストを複数共有するとあちこちを見なければならないため、以下の情報を全て買い物リストに集約して共有しています。(もはや買い物リストではないのですが・・・)

旅行の持ち物リスト

子供がいると、夫婦だけの旅行とは荷物の量が比較にならないくらい増えます。旅行の直前に二人でバタバタして準備すると、必ずと言っていいほど忘れ物をします。
そこで、旅行の持ち物リストを作成して共有することで、バッグに入れたらお互いに消し込みをしていきます。実家への帰省など、定期的に使うので、リマインダーのテンプレートに登録しています。
テンプレートとは、リストを登録しておくことで、一度チェックし終わっても何度でも新しいリストを再利用できる機能です。
登録方法は以下に説明があります。

iPhoneの「リマインダー」でテンプレートを操作する – Apple サポート (日本)

書類の提出期限

保育園や役所、会社への提出書類など、何かと仕事以外の締め切りは忘れがちです。自分一人のタスクであれば自分さえ気をつけていればどうにかなりますが、例えば保育が必要なことを証明する場合、自分と配偶者どちらも「就労証明書」(呼び方は市区町村によって異なる)を会社に作成してもらい、提出する必要があります。
そんな時にリマインダーを使って締め切り日を共有しておくことで、自分だけではなく相手にも期限を認識してもらうことができます。期限の共有はカレンダーを使って行うこともできますが、リマインダーはリスト形式のため、ぱっと見ですぐ期限がわかるところも良い点です。

帰りが遅い日の共有

共働きの場合「保育園にどっちがお迎えに行くか」の調整はつきものです。リストにあらかじめ予定がある日を書き込んでおくことで、自分の予定調整が捗ります。また、「この日はお迎えお願いね」と無言のアピールもできます。(ちゃんと口頭でも念押ししましょう)

まとめ

以上、リマインダーの共有機能を使った買い物リストの紹介でした。
なお、1点注意点として、ちゃんと買ったものはリストから消しましょう。我が家ではこの買うものリストに頼りすぎて、消し忘れたものを重複して買ってしまうことがたまにありました笑

iPhoneの便利機能を活用して、日常生活をラクにしていきましょう。

目次